●113 舊都 きゅうと 〇みかさのやまには
表題:舊都
読み:きゅうと
収録:(A)高等女學校音樂教科書 3 渡邊彌藏,山本壽共著 大阪寶文館 1929(S.4).9=初/1930(S.5).11=訂正再版 ◎[A3-31],Copy=(K81)
記譜:三部合唱(伴奏なし) ヘ長調 4/4
インチピット:ドレ|ミファミレ|ドソ|ソラソファ|ミファミレ|ド
曲:モーツァルト,ヴォルフガング・アマデウス(Mozart, Wolfgang Amadeus)(1756-1791)[オーストリア]
詞:犬童球渓 ※1927(S.2)作詞
※舊都は古い都=奈良のこと
[詞] ※高等女學校音樂教科書 3より
1.三笠の山には 幾秋變らぬ月ぞ昔をうつせど
(T)玉の宮居(みやゐ)いづこに今は仰がん
(U)玉の宮居いづこに仰がん
(V)宮居いづこに仰がん
2.長等(ながら)の峯には 幾春變らぬ花ぞ昔を語れど
(T)玉の高樓(うてな)いづこに今は仰がん
(U)玉の高樓いづこに仰がん
(V)高樓いづこに仰がん
※ 天の原ふりさけみればかすがなる
三笠の山に出でし月かも (阿倍仲麿)
さざ波や志賀の都はあれにしを
昔ながらの山ざくらかな (平忠度)
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